生きる道

2007年1月14日
1月13日のつづき。

午前中にイベントの司会をして、
夕方は後輩夫婦と鍋をした。

この一日の移動距離は300キロくらい。

しかも同じ県内なのにもかかわらず。

広い県なんだと感じました。

さてさて、後輩と鍋。
11月に結婚した後輩夫妻の新居にお邪魔した。

大学時代の部活の同級生(なぜか男性)と二人で
呼ばれた私だったが、
ひたすら聞き手に回る羽目になる。

男の後輩がメールで
「いろいろ聞かせてください!SAYA先輩が主役ですから!」
とか言ってたけど、見事に取られてしまった。


何でも、部活の同級生は仕事を辞めたいらしい。
けど、大学一年のアルバイト時代からお世話になっている
会社だから愛着があるらしく
それがすごくひっかかって辞めにくいらしい。

けど、待遇も悪いし、第3セクターの会社で
再来年くらいからは民間に売却するか廃止するかの瀬戸際の
状況で、とても会社を楽観視できないみたいだ。

正社員にもなれると言われるけど
責任の重さに断り続けている。

けど、正社員でなければ「フリーター」だし、
保険もない。
働いても働いても張り合いがないと嘆いていた。

しかも彼はかなり酒に溺れているようで
夜中2時に帰ってきても晩酌は欠かせないと言ってたし
結局この日もグテグテになるまで
飲み続けていた。

SAYAと後輩夫婦「じゃあ、どんなことがしたいの?」

同級生    「障害を持った人のお世話したい!」
       「もっと接し方や考え方を学びたい!」

SAYAと後輩夫婦「どうしたらいいと思う?」

同級生    「学校に行くとか?でも俺、お金がない。」
       「だって、フリーターだもん!」
       「親も金はないぞ!って言うし。」

SAYAと後輩夫婦「・・・。」

同級生    「就職できなかったら、結婚も厳しいだろ!」
       「お先真っ暗よ!」

SAYAと後輩夫婦「・・・。」

最近取り上げられていたワーキング・プアとまでは
いかないけど、たしかに力を付けたくても
金銭的に厳しいとかアルバイトでも仕事をしている以上は
時間の都合上、できない人もいる。

彼に本当にやる気があるのかどうかは
分からないのだけどね。


とてもスケールが大きい話にはなるかもしれないけど
今の世の中は「格差社会」
たしかに昔から
「上をみれば、きりもなく。下をみてもきりがない。」
なんて言ったけど、上と下ってすごく開いてきている気がする。



「フリーター」の人や
「やむなく合わない仕事に就いた人」の
希望や夢がかなうような道ができてほしいと思った一日だった。

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